FOR BUSINESS 法人向け事業
STEEL BIZ 鉄鋼製品
国内外の主要鉄鋼メーカーのラインアップ。
あらゆる鉄鋼製品を国内外から調達いたします。
当社ならきっと求めていた鉄鋼製品と出会えるでしょう。
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鉄鋼業界の課題について。
▼脱炭素化の構造的課題
鉄鋼業界は普段の生活に馴染みがないものの、私たちの生活を支えるのに欠かせません。
それは「鉄は産業の米」「鉄は国家なり」という言葉もあるくらい重要な存在です。
実際にあちこちで鉄が使われており、その一例としてテレビや冷蔵庫、エアコン、自動車、鉄道、船舶、道路、ビル、マンションなどが挙げられます。
しかし、最近では「鉄は国家なり」から「脱炭素は国家なり」に言葉が変化してきました。
理由は、製鉄業界と同様、いかに脱炭素化していくかが問われ始めたためです。
具体的な問題点として、電気の発熱作用を利用する電炉の割合が少ないことが浮き彫りになっています。
事実、某大手シンクタンクの理事長は、「欧米における製鉄の7割は電炉を使っており、日本では3割程度に留まっている」と指摘。
電炉は多くの電気を消費しますが、鉄鉱石から鉄を取り出す高炉と比べるとCO2排出量が少なめです。
しかし、日本は高炉にこだわり続けており、電炉を増やしておりません。
スクラップで製鉄できる電炉が少ないだけに、日本は中国にスクラップを輸出し続けています。
当社の鉄鋼製品事業は、その脱炭素化の構造的課題を解決するための事業です。
▼カーボンニュートラルビジョンとは
鉄鋼業界の脱炭素化に取り組み始めている日本。
現在、「日本製鉄カーボンニュートラルビジョン2050 ~ゼロカーボン・スチールへの挑戦~」を掲げています。
その内容は、2030年までにCO2を30%削減し、2050年までに温室効果ガスをゼロにするというもの。
30%とは、今ある技術だけで脱炭素化をしたときの数字です。
技術革新や最新技術の導入によっては、30%以上の削減も夢ではありません。